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人と環境
46億年前にガスと埃の塊から誕生した地球は、永い年月を経て現在のような生命体を維持する青い惑星へと進化しました。誕生初期の原始海洋で生まれた生命体は、地球の複雑な進化の過程に新しい一つの要因として追加されました。生命体の数が継続的に増加してその種類も多様化し、また感覚器官が発達するにつれて生命体は地球の環境を大きく変えました。特に人類の誕生とその数の急激な増加は他の生物以上に地球環境を極度に変化させています。 また、18世紀の産業革命以後、各種の化石燃料の使用増加は必然的に環境問題をひき起こしました。20世紀に入ってからそれまでの軽工業中心の産業が製鉄や化学などの重工業中 心へと転換し、環境問題は一層悪化しました。今や環境問題は地球全体の問題であり、人類の生存権に関わる核心的な問題として台頭するようになりました。
第一に、環境問題の最も根本的な要因として人間中心の世界観が挙げられます。このような人間中心の世界観は、人間が自然を征服し支配すべきであるという見解に関連しています。そして人は自分達の便利さと満足のために自然資源を無差別に採取し、自然環境を破壊しました。経済開発や成長という名によって人は数多くの自然環境を破壊してきました。人の便利さのための自然環境の毀損は結局のところ深刻な環境問題を引き起こし、人類の生存までも脅かしています。環境汚染を防ぐ技術によってある程度は環境汚染の進行を遅らせるとができるかもしれませんが、環境破壊を根本的に食い止めることはできません。
第ニに、人口の急激な増加と都市の人口集中はゴミ処理問題、水質汚染、大気汚染などの問題を引き起こしています。
第三に、核実験、核廃棄物の処理問題、原油流出事故も環境問題を起こす原因となっています。また、化石燃料(石炭、石油、天然ガス)の使用も大気汚染、地球温暖化現象などをひき起こしています。環境問題は特定の地域、特定の国に限られた問題ではなく、地球全体の問題です。それゆえ環境問題は今、国防・外交と共に国際的な主要課題となっています。たった一つの地球を守ろうという地球の人々の覚悟が再び求められています。一つの国だけの努力では解決できない重度な地球環境問題については、すべての人の関心と努力が必要です。先祖から受け継いだのではなく、子孫から借りている地球をより良く保全し、感謝する気持ちで本来の主人に返さなければなりません。
資料出所:韓国教育開発院、エネルギーと人間生活(高校エネルギー教育資料)、1992
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